2019/01/04
General ·主に帰省中にやっていたこと
「エンジニアのためのマネジメントキャリアパス」を読んだ
エンジニア組織論への招待に続きマネジメントに関わる本。
後半は複数チームの管理や管理者の管理の話など、自分の今の立場とは遠い立場についての話で逆におもしろい。
2章くらいのメンタリングの話は組織論の方が具体的でおもしろかったかも。
自分が読んで感じたのは、管理者っていうのはどのレベルの人であっても、自分の管理する部下やチームを色んな意味で「成功させる」ために頑張る仕事なんだな、ということ。部下のスキルアップ、昇進やプロジェクトの成功のために頑張って、それが自分自身の成功になるってこと。その辺「マネジメント」っていう単語だけだと伝わりにくいなと思う。
こまかいところで印象に残ったところでは、1on1はやって当たり前、あとリリース頻度を高くするのは当たり前みたいなとこ。特に後者は自分がずっとそのために色々手をつけていることもあって印象に残った。1on1は最近やってないな。
あとはタスクの分割について。メモっとこ:
アジャイル開発を導入したにもかかわらず、作業の細分化の価値を理解できていないチームを主導するのは容易なことではありません。
(略) チーム状況を知るのに有効な尺度が「製品アップデートのリリース頻度」です。もしもあなたの会社が頻繁にリリースすることの意義をわかってくれないとすれば実に残念な話です
ちなみにこの本では週1でも少ないぐらいの空気
(略) 上司に求めるべきことの第1ですが、それは「1対1で行うミーティング(以下「1-1」)」です。これは直属の上司と仕事上、良好な関係を保っていく上で不可欠な要件です。
あとは最後の章がいいな。そこまで読んであー管理者って本当大変だな…て思っているところに、大事なのはいつでも「好奇心をもちつづける」みたいな話になって、それだったらできるかも、って思ってあたたかい気持ちで読み終えられる。他の人と意見が対立する時も、どうしてこの人はこう考えるんだろう? と興味に変えればもっと公平な見方ができるようになる、的な。
Shenzhen IO のソリティアを実装中
というか最初の実装自体は終わっていて、それを色々改造していっている。
最初にターミナルでやるコマンドラインアプリとしてあえて実装してるけど、今はフロントを RxJSとjQuery、バックエンドが Django のWebアプリにしてみてる。
こっから React にしたり JS だけで完結したり WebSocket にしたり Swift で iOS に移植したりしたい。あとは新しく勉強する言語でこれを移植したら現実の例としていいかもと思っている。
Swift とかパターンマッチのある言語で書くとここは綺麗そうだなみたいな箇所が結構ある。isinstance 使いすぎで正直汚い。テストもない。
直近ではドラッグドロップとかそういうまともなUIじゃないのでその辺をやっていく。
そういやゲーム状況のオブジェクトをそのままDjangoでキャッシュしてたけど、なぜかサーバを再起動したら一部の属性のデータが消えて「何で?」って思ってた。
原因はクラスの属性に間違ってデータをいれていたことだった。キャッシュできていると思っていたらクラスの属性の方に入っていて、オブジェクトには入ってないからキャッシュに残らない。でもクラスの属性にあるからあたかも値がちゃんと入っているように見える。再起動するとクラスも当然新しく作るから前のデータがない…というからくりだった。